かつてのクロエ クリエイティブ・ディレクター、カール・ラガーフェルドに捧げるメトロポリタン美術館からの敬意

ニューヨークのメトロポリタン美術館服飾研究所にて、カール・ラガーフェルドに捧げる回顧展が開催されます。クロエのためにデザインした後期の28作品を、チーフキュレーターのアンドリュー・ボルトンがクロエのアーカイブから厳選したスケッチとともに
展示します。

2023年5月1日（月）、ファッション界最大の祭典 メットガラで幕を開ける「Karl Lagerfeld: A Line of Beauty」では、その輝かしい65年のキャリアを通して幾度となく取り上げられたスタイルの表現方法と美的テーマを探求します。

ラガーフェルドがクロエの指揮を執った時期は、メゾンの歴史における重要な一章です。1963年、創業者ギャビー・アギョンに採用されたラガーフェルドは、その後20年にわたり、それまでにない軽やかさの生地と精神でドレスを新たに作り上げ、女性らしさというクロエ独自のビジョンに磨きをかけました。1992年から1997年にかけてクリエイティブ・ディレクターに復帰した際も、引き続きこの伝統を築き上げていきました。