第1回:

ミー・オリセ・ケアガード


ミー・オリセ・ケアガードは、国際的な展覧会に出展しているデンマーク人アーティストです。パリのクロエ フラッグシップブティックでは、既存の作品7点とクロエのための描き下ろし作品1点の計8点の絵画が展示され、シェミナ・カマリによる初のクロエ コレクションと時を同じくして、視覚的な対話が表現されています。

ケアガードは絵画を制作し、時には彫刻やインスタレーションも手掛けます。大きなサイズの絵画には、女性解放をテーマに、コルセットを脱ぎ捨てた女性たちが自転車に乗ったり、テニスをしたり、音楽を聴いたりする様子が描かれています。そこに表現されているのは、勇気があり主体的、そして徹底的に自身の人生を謳歌する女性たち。女性の目を通して見た女性たちです。


「クロエが大切にするのは、直感、自由、そして女性への賛美です。ケアガードの作品には、これらすべての要素が込められています。彼女の絵画には、自分自身で明確な選択をする女性たちが描かれています」


クロエ クリエイティブ・ディレクター シェミナ・カマリ